トレーニング方法・運動生理学・ダイエット方法・ロードレース全般に関する参考文献の紹介です。★はおすすめ度で5点満点です(評価基準はロードのトレーニングやレースに役立つかどうかです)。◎がおすすめポイントで△が難点です。

2012年11月20日 22:43更新
  • ★★★★

    ◎宇都宮ブリッツェンの栗村修監督による「レースで速く・楽に・うまく走り、よい結果を残すために役立つ実践的なヒントやコツ」が多数掲載された教本です。選手・監督としての豊富なレースの最前線で得た知見が、わかりやすい語り口で紹介されています。

    △フィジカル(体力)面を鍛えるためのトレーニング方法に関する記載はやや淡泊な印象です。また運動生理学的な記述や、最新の科学研究結果などは見受けられません。

  • ★★★★★

    ◎雑誌などで著名な柿木克之さんによる「パワートレーニングの教本」です。運動生理学の知識のバックボーンと、日本トップレベルの選手を含む様々な選手の指導・共同研究の成果をベースにして、理論だけに偏らない実践的なパワートレーニングの手法が紹介されています。

    △十二分に活用するにはパワー・メーターが必要です。

  • ★★★★★

    ◎なるほどとうなずく記事満載。ロードが理論で理解できます。根拠にもとづいてスキル向上やタイム短縮・パフォーマンス向上を狙いたい方に特に向いています。おすすめです。

    △テスト事例が限られるので普遍的な内容とは言えません。

  • ★★★★★

    ◎ロードバイクを本格的にトレーニングしたい方向けに必要な知識やテクニックなどを高いレベルでコンパクトに網羅しています。しっかりとした知識・理論・経験・実績をもとに語られており納得度・信頼度も高いです。おすすめです。

    △幅広い内容が凝縮されているので、しっかり理解するには腰を据えて読む必要があります(お手軽系の本ではありません)。

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  • ★★★★

    ◎LSD・パワトレの基礎(VO2maxやLTの知識)などがわかりやすく解説されています。パワトレで急激に力をつけた東大自転車部の特集はパワトレをする上で非常に参考になります。

    △トレーニングと関係ない情報も多いです(雑誌ですので…)。