自分のアタックが成功しない理由をしりたいと思ったことはないでしょうか?レースに勝つための試みが思い通りの成果につながらない主な理由は、3つあります。
スプリントの成功はさまざまな要因に左右されます。もちろんパワー出力もそのうちの1つですが、他にも、位置取り、タイミング、技術、運、そして勇気なども必要です。スプリント・パワーは、ベーストレーニングの段階から1年を通じて向上させていきます。まずはフォームの改善から始め、その後にスプリント特有の筋力を強化します。正しいフォームと強い筋力によって、スプリント・パワーは向上します。スプリント・パワーは、いかにハードにペダルを踏めるか、いかに速く無理なくペダルを回せるかで決まります。シーズンを通して、スプリントのすべての要素のトレーニングを継続しましょう。
自転車通勤でのトレーニング方法(HIIT Hill Reps)紹介の動画です(上りを利用したHIITのセッションが紹介されています)。
ベース体力の土台を築いた後、高度な体力要素を鍛える段階に進みます。この時期の目標は、トレーニングの内容を、重要なレースに特有の要件に可能な限り近づけることです。そのために、トレーニング内容を、6章で紹介した高度な体力要素を鍛えるものに変えていきます。前述したように、高度な体力要素とは、「筋持久力」「無酸素持久力」「スプリント・パワー」のことです。
自転車通勤でのトレーニング方法(Threshold Workout)紹介の動画です。
閾値パワー強化用のトレーニングセッションの動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
30分間のHIITセッションの動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
時間効率を求めるのであれば、高強度をメインに練習する必要があります。この記事では、VO2maxを強化するベストの方法を紹介します。この方法は、VO2maxを強化するのに最適であるだけでなく、時間効率がひじょうによい点が特徴です。
ペダリングトルク強化を目的とした、ストレングスセッション(高トルク・低ケイデンスでのトレーニング=SFR)の動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。映像は、ファルツァレーゴ峠の実走時のものです。セッションの構成は以下の通りです。
室内ローラー練やジムでのトレーニングに最適な、チャレンジングなトレーニングセッションの動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。映像は、ポルドイ峠の実走時のものです。セッションの構成は以下の通りです。
高強度インターバルトレーニング(HIIT)の基礎知識について、Peaks Coaching Group Janan の南部コーチがわかりやすく解説されています。
ケイデンスに変化を加えた、閾値パワー向上を目的としたオーバーアンダーインターバルの動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。映像は、セッラ峠の実走時のものです。セッションの構成は以下の通りです。
シクロクロスの実力を高めるための4つのトレーニング・セッション紹介の動画です。
Zwiftのグループ・ワークアウトでのHIIT(高強度インターバルトレーニング)セッションの動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)で、画面上に表示されます。セッションの構成は以下の通りです。
ヒルクライム能力強化用の、40分間のチャレンジングなトレーニングセッションの動画です。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。映像は、ガルデーナ峠の実走時のものです。
もっと強く速くなるための、5つのキラーワークアウト紹介の動画です(2018年版です)。
限界に近い状態でのパワー強化のための、高強度トレーニングセッションの動画です。5分間のアップ後に、テンポ走(LTパワーの約80%)ベースで2分間走行。その後、インターバルを5本行います。インターバルは、30秒間全力走の後、2分間閾値で走行。ラスト30秒で全力を振り絞ります。インターバル間は、2分間楽に足を回します。レース最終局面で、勝ちを狙って集団から単独で抜け出し(最初の30秒)、そのギャップを維持(2分間)、そのまま集団を振り切ってゴールを目指す(最後の30秒)という状況をイメージしながら行います。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。映像は、ファルツァレーゴ峠の実走時のものです。
20分間の高強度トレーニングセッションの動画です。3分間のアップ後に、テンポ走(LTパワーの約80%)ベースで14分間の走行を開始、2分毎に20秒間全力スプリントを織り交ぜます。ラスト3分でクールダウンをします(クールダウンの時間は延長しても構いません)。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。映像は、カンポロンゴ峠の実走時のものです。
ミカル・クヴィアトコウスキらチームスカイの選手と共に行う、エアロビック・ケイデンス・セッションの動画です。5分のブロックに分割されたケイデンス・ドリルで構成されており、パワー出力の向上が期待できます。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
WKO4で確認可能な指標である Pmax、FRCについての解説と、それぞれの強化方法などについて紹介の動画です(具体的なワークアウトも紹介されてています)。
夏までに高めた体力(フィットネス)や調子(好調)を維持し、秋のシクロクロスやヒルクライムで好成績を残す方法紹介の動画です(具体的なメニューも紹介されています)。
サイクリストとしての潜在能力を限界まで開花させるには、通常は長期間(少なくとも数年)にわたって練習を継続し、かなりの練習量を積み上げる必要がある。しかし、社会人や学生であれば、仕事・勉強などにより練習時間が限られ、これが最大のリミッターとなる場合が少なくない。しかし、練習時間が短いのであれば、その分「強度」を上げることでトレーニングの質を高めてこれを補うことができる。今回は、限られた練習時間の中で、練習効果を最大化させるのに役立つ、「リアルタイム・インターバル・インテンシティ」機能を活用した、時短トレーニング方法を紹介する。
テンポ・インターバルの2本目、4本目、6本目は、エアロ・ポジションで行いましょう。初心者は、4セットに短縮してください。
練習時間が少ないのが悩みではないですか?その場合はこのメニューのように、レッグ・スピードのスキルを磨くメニューと筋持久力を鍛えるメニューを組み合わせるのもひとつの手です。
ペダリング・ドリルでは、ペダルを効率よく動かす方法を身につけることを目的とします。目的を明確に理解することで、練習の効果が高まります。こんな風に考えてみましょう。あなたは、自転車を動かすエンジンです。ペダルを動かせばクランクが動き、クランクを効率よく動かすほど、少ないエネルギーで自転車を動かせます。
Peaks Coaching Group Japan監修の「7日間ペダリングトレーニングプラン」などについての情報が紹介されています。
このメニューは、レースのシミュレーション用です。初心者は、クルーズ・インターバルの強度を落としてください。
ローリング・スタートにしないでください。全身の力を使って、ペダルを踏み込みましょう。
25分間の高強度インターバルトレーニングセッションの動画です。来るべき体力的にきつい局面に対し、肉体的・精神的に準備を整える効果が期待できます。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
35分間の高強度トレーニングセッションの動画です。走行速度の向上や、上りや平坦路で集団から千切れないための能力強化が期待できます。また、集団走行でのペースラインや、アタックへの反応の予行演習にもなります。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
パワー・メーターで、足の強さの左右差を比べてみましょう。初心者は、1セットあたり3本にとどめてください。
回復インターバルは短いですが、スプリントの時には全力を振り絞ってください。スプリント・パワーの強化に効果のあるメニューですが、脚がフレッシュな時にだけ行うようにしましょう。
スプリントの最後に100rpmに達するよう、全力で踏んでください。初心者は、コンディションが上がってくるまでスプリントは4本にとどめましょう。
25分間の高強度インターバルトレーニングセッションの動画です。短い上りのクライム能力向上が期待できます。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
3月に入りました。今月今季初レースを迎える方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?アメリカでもレースが始まりました!今季初レースを終えたノースカロライナ州アシュビル在住のPeaks Coaching Group Japanのゲン・コグレ コーチからのアドバイスです。
ダンシングでのスプリント中は、坂の頂上をイメージしましょう。初心者は、スプリントの本数を5本から始めてください。
最後のセットでは、あたかもレース最終局面のように感じるはずです。追走集団から逃げ切るイメージを持って、きつくなってももうひと頑張りしてスピードを維持しましょう。
最大限の努力度の運動を行う時の回復インターバルを短時間に設定することで、無酸素運動時のスピードを向上させることができます。このメニューは、クリテリウムやMTBのショート・トラック・レース対策に向いています。
このメニューのあとには、少なくとも1日は休息日を設け、しっかり体を回復させましょう。
25分間の高強度インターバルトレーニングセッションの動画です。減量や体力向上が期待できます。画面上の指標は10段階のEFFORT LEVEL (努力レベル)、ケイデンス(RPM)で、画面上に表示されます。
このメニューは、強化期に取り組むとよいでしょう。MTBの選手とロード・バイクの選手に最適です。
初心者は、最初のセットのインターバルを12~15分に短縮し、慣れてきたら徐々に延ばしていきましょう。
ラスト5分は、「Z5 / RPE17~18 / CP30」まで強度を上げましょう。