「トレーニングの原則」ってなんだ?
過去にスポーツをしていた経験があるひとであれば、「トレーニングの原則」と聞いて「ああ、あれね」と思いあたるかも知れません。しかし中にはまったく聞いたこともないというひともいるでしょう。
トレーニングの原則とは
■効果的に体力向上させるための方法論
「トレーニングの原則」をわかりやすく説明すると、「トレーニングを効果的に行い体力向上につなげるために従うべき方法論」をまとめたものです。その原則からはずれてしまうと、せっかく練習しても余り効果がなかったり、ひどい場合には体に故障をかかえる結果になったり体力が低下してしまったりすることすらあります。
■確実に強くなるために役立つ
もちろんロードバイクもスポーツなのでこの原則があてはまります。
ロードバイクの練習は楽なことばかりではありません。時には辛い練習もあるでしょう。せっかく苦しい思いをしてトレーニングをするのであれば、確実に強くなりたいのは誰もが同じだとおもいます。そのためにも、このトレーニングの原則を知っておいたほうがよいでしょう。
■スランプの時に立ち戻るのも手
トレーニングを続けていくと、最初はすごい勢いで速くなっていったのに、いつしか全然体力がアップしなくなり低迷するいわゆる「スランプ状態」に陥り、「どうしたらいいんだろう?」と途方に暮れる時が来るかも知れません。そんな時この原則に立ち返れば、今後の方向性を見つけるのにきっと役立つと思います。
■5~7種類ある
トレーニングの原則は、人によって5つだったり7つだったりしますが、ここでは7つ全てをとりあげます。詳しくは後日ひとつひとつ説明していきますので、今回は以下の7つ原則をサラッとだけ見てもらうだけでOKです。わりとあたりまえの内容が多いので、パッと見ただけでおおよそわかるかも知れません。
- 過負荷の原則
- 漸進性の原則
- 継続性の原則
- 特異性の原則
- 全面性の原則
- 個別性の原則
- 意識性の原則