持久系トレーニングで過去10年にあった一番大きな変化
10年前までは、トレーニング方法の進歩や改善は、選手やコーチが自ら創意工夫して生み出すことがほとんどだった。しかしここ10年は、科学的なアプローチがトレーニング方法に大きな変革をもたらす傾向が続いているといわれている。
持久系トレーニングで過去10年にあった一番大きな変化
■パワー・メーターを活用した革命的なトレーニング手法
持久系トレーニングについて過去10年にあった一番の大きな変化は、パワー・メーターの普及に伴い、パワー・データを分析してトレーニングの質を上げるための革命的な手法がもたらされたことだ。これはアンドリュー・コーガン博士の幅広い研究成果の賜物といえる。
■パワー・トレーニングの恩恵
トレーニングの本質は、昔から何も変わっていないものの、そのモニタリング指標としてパワーが導入されたことで、トレーニング負荷の設定方法や、個人別の練習メニューの組み方が大幅に変わった。またピリオダイゼーション(期分け)についても、より高度な手法で計画・実施・進捗管理をできるようになった点は、高いレベルの選手にとって大きなメリットをもたらしたといえる。
参照URL
- Joe Friel・『Q&A for Cyclists』
http://www.joefrielsblog.com/2011/11/q-a-for-cyclists.html