起床時脈拍数を使った体調・疲労管理方法
起床時脈拍数を使った体調・疲労管理方法
■疲労がたまると起床時脈拍数が高くなる
体調がよい時の起床時脈拍数は低く、疲労が蓄積してくると調子のよい時の脈拍数よりも5~10拍程度高くなることが多い。起床時脈拍数が高い場合は、十分に回復させることが必要があると考えられるので、完全休養するか、アクティブ・リカバリー(ごく軽いレベルの回復走を行う事やストレッチを十分に行う事やサウナに入るなどの積極的休養)を行ったほうがよいだろう。
■就寝時脈拍数よりは起床時心拍数を使用した方がよい
就寝時脈拍数も疲労が蓄積してくると上昇する傾向にあるが、体調がよい時でも上昇することがあるので、起床時脈拍数を使用する方がよいだろう。
就寝時心拍数が普段よりも高くても、翌朝の起床時脈拍数が調子のよい時のレベルまで回復していれば「体調に問題はない」と判断できる。
参考文献
- スポーツ生理学