減量に成功すれば相対的なVO2maxは向上する
有酸素運動の上限がVO2maxであり、トレーニングを積むことでLTはVO2maxに近づいていく。
減量に成功すれば相対的なVO2maxは向上する
■VO2maxと体重
しかしVO2maxは成人になると上がりにくくなり、また年次で継続的に伸ばすことが難しいので、成人のロードレーサーのLTがVO2max近くまで上がってしまうと、もうそこからの大きな「のびしろ」は期待できないといわれている。しかし仮にまだ体脂肪率が高い場合は、減量し脂肪だけ落としパフォーマンスを維持できれば相対的にVO2maxは上がる。そしてもしその減量後の体重を維持できたならば、そのVO2maxはその後も（年齢と共に少しずつ低下はするものの）以前より高いレベルで維持できる。
■体脂肪率が高い場合は「のびしろ」が残されれている
本気でロードレースに取り組んでいると、「もうこの辺りが限界かも知れない」と思う時があるかも知れない。しかし本当に自分の肉体的な潜在能力を限界まで使い切っているかは、VO2max・LT・体脂肪率を正確に調べないとわからないといえるだろう。VO2max≒LTで体脂肪率3％という人がいれば、確かにもう限界の可能性が高い。しかし体重66㎏・体脂肪率が15％である場合は、仮に体重を60㎏まで落とせれば、計算上、VO2maxは10％上昇する。
参照URL
TARMACBLOG・http://tarmac2006.blog103.fc2.com/blog-entry-256.html
