インターバル・タイマー:スプリント・インターバル(SIT・30-60インターバル)【読者投稿】
なおっきのぶろぐさんよりご投稿頂いた、『サイクリング・リサーチ・ニュース 2巻1号』を参考にデザインされた筋肉の酸化能の向上などの練習効果が期待できるメニューのインターバル・タイマー、「スプリント・インターバル(SIT・30-60インターバル)」です。
スプリント・インターバル(30-60インターバル)
■目的・効果
- 筋肉の酸化能の向上(筋細胞内に存在するきわめて重要な有酸素酵素である、クエン酸合成酵素や3-ヒドロキシアシルCoA脱水素酵素の活性上昇)
- 最大下運動における持久性能力(80%VO2maxにおける持続時間)の向上(運動中に活動筋に流れる血流増加、筋小胞体の機能向上)
- 最大酸素摂取量(VO2max)の向上
- 最大走行速度の向上
- 筋グリコーゲン濃度の上昇
■行い方
- 30秒間全力スプリント、1分間レスト、を合計15本行う。
- 週3回程度を目安に取り組む。
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インターバル設定
- オン(高強度)
- オフ(レスト)
- 合計時間
ローラー練用 高画質動画→リンク
■補足説明
『サイクリング・リサーチ・ニュース』で紹介されている研究のメニュー内容や、取り組む際の注意点は以下の通り。
- 8名の被験者が14日間で6回(月・水・金)に、30秒間の最大強度のスプリントを、240秒間(4分間)のレストを挟んで4~7本を行うメニューに取組んだところ、上記のような効果が認められた。
- 初心者はインターバルの本数を4本程度に留めた方が無難(経験や体力レベルに応じて増やす)。
- スプリントのパワー出力は、一定時間に維持できる最高レベルに近いものでなくてはならない。
関連情報
サイト画像 | サイト・ブログ名 ■タイトル |
Cycling Research News ■CYCLING RESEARCH NEWS-2.1 THERE'S SOMETHING ABOUT SPRINT INTERVALS |
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