インターバル・タイマー:スプリント・インターバル(SIT・30-240インターバル)
『サイクリング・リサーチ・ニュース 2巻1号』で紹介されている、筋肉の酸化能の向上などに顕著な練習効果が確認されたメニューのインターバル・タイマー、「スプリント・インターバル(SIT・30-240インターバル)」です。
スプリント・インターバル(30-240インターバル)
■目的・効果
- 筋肉の酸化能の向上(筋細胞内に存在するきわめて重要な有酸素酵素である、クエン酸合成酵素や3-ヒドロキシアシルCoA脱水素酵素の活性上昇)
- 最大下運動における持久性能力(80%VO2maxにおける持続時間)の向上(運動中に活動筋に流れる血流増加、筋小胞体の機能向上)
- 最大酸素摂取量(VO2max)の向上
- 最大走行速度の向上
- 筋グリコーゲン濃度の上昇
■行い方
- 30秒間全力スプリント、4分間レスト、を合計4~7本行う。
- 週3回(月・水・金)程度を目安に取り組む。
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インターバル設定
- オン(高強度)
- オフ(レスト)
- 合計時間
ローラー練用 高画質動画→リンク
■補足説明
『サイクリング・リサーチ・ニュース』で紹介されている研究のメニュー内容や、取り組む際の注意点は以下の通り。
- 8名の被験者が14日間で6回(月・水・金)に、30秒間の最大強度のスプリントを、240秒間(4分間)のレストを挟んで4~7本を行うメニューに取組んだところ、上記のような効果が認められた。
- 初心者はインターバルの本数を4本程度に留めた方が無難(経験や体力レベルに応じて増やす)。
- スプリントのパワー出力は、一定時間に維持できる最高レベルに近いものでなくてはならない。
関連情報
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