強度別のトレーニング時間配分についての情報 ~Time in Power Zoneの最適化を図るためのヒント~
強度別のトレーニング時間配分についての情報(Time in Power Zoneの最適化を図るためのヒント)が紹介されています。
強度別のトレーニング時間配分についての情報
一般サイクリストのパワープロフィールを見るとFTPやVo2maxは良けどACのMMPが低い人が多い。実業団のE1やPもそうですが、30日間でのトレーニングデータを分析するとL6のTime in Power Zoneが5%以下の選手もいる。FTPやTSSが高いけど勝負できない場合はその領域の運動が抜けているかも。要チェック。
— 伊藤 透 Toru Ito (@toruito16) 2018年7月26日
TPZのL1-L6(またはL7)の割合をどうしたらいいかを考えた時、指標として【L1 - L3.5 : L4 - 6 =8:2】くらいに考えてます(L3.5=SST)。
— 伊藤 透 Toru Ito (@toruito16) 2018年7月26日
あとは自身のパワープロフィールを元に目的目標を定めてL4-6内の割合とその運動様式(インターバルの方法など)を変化させるのがスタンスです。
参考までにどうぞ。
国内サイクリストで「ヒルクライム専門だからL6(無酸素域の強度)は関係ない」と考える人もいると思いますがL6を導入することで最大酸素摂取量が向上することでFTPも向上するし、登坂中の勾配変化による高負荷への耐性も身につくので良いことばかり。トレーニングは偏ることなく実施するのが大切です。 https://t.co/KqdoUJIr9V
— 伊藤 透 Toru Ito (@toruito16) 2018年7月26日
今回はバイクに関してお話をしていましたが、トライアスリートもバイクトレーニングだけでなく、スイム・ランを合わせた全体的なの計画を立てる時、無酸素域での運動強度を適度に導入することが大切だということを頭の片隅に置いといていただければと思います。シーズンも折り返し。みんな頑張って。
— 伊藤 透 Toru Ito (@toruito16) 2018年7月26日