練習の「量と質」についての情報
為末大さんが、練習の「量と質」についてわかりやすく解説されています(サイクリストにとっても示唆に富む内容です)。
量の最大の効果は均質化。何度も何度も繰り返せば精度が高まり均質化が起きる。例えばお手本を見ながら何度も字を書くことを繰り返せば誰でもそれなりに精度は上がる。陸上であれば技術の精度を高めるために反復を続ければ効果がある。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) 2019年4月7日
一方で、最大の弊害も均質化だ。今から1本50mを全力で走るという時と、今から50本50mを全力で走る時では一本目のダッシュはやはり躊躇する。どんなに根性があっても人は経験を積めばバランスをとって抑制をかけるようになる。この抑制を覚えてしまえばいつしか全力の高さに制限をかけるようになる。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) 2019年4月7日
質の練習は結局技術の向上と、そして何が重要で何が重要ではないのかの取捨選択によって成否が決まる。自分はどんな勝利条件で競っていて、何が強みなのかが理解できていない人間にとっては質の定義は難しいと思う。あれもこれも必要なら結局それは量にならざるを得ない。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) 2019年4月7日
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