口の渇きを抑えるテクニック
レース中に速いペースが続きボトルを取れない状況や、タイムトライアルやヒルクライムでそもそもボトルを持たないレースの最中に、口がカラカラに渇き不快な思いを経験したことはないだろうか。口が渇いてしまうとそれが気になって集中力が欠けてしまいパフォーマンスが落ちるリスクがあるが、この口の渇きを緩和する実にかんたんなテクニックがある。それは、次のような方法だ。■この記事は、旧サイトからの移行分です(2011.11.10の記事です)■
口の渇きを抑えるテクニック
■舌先を下の前歯の裏にあてる
口を少しだけ開け(アゴを少しだけ落とし)少し前に突きだす。そして下の前歯の裏に舌先をあてる。すると唾液が余分にジワジワとにじみ出してくるのが感じられるだろう。
■舌下腺が刺激され唾液が分泌される
これは「唾液腺」が刺激されることによるものと考えられる。レース中やハードな練習中に、口をこのポジションにして呼吸をすれば、口がカラカラに渇く不快さを緩和できるだろう。
誰でもできるテクニックだが、レースや練習中に感じる不快のひとつをかんたんに取り除ける効果的な方法のひとつといえる。
参照URL
- 横浜・中川駅前歯科クリニック:http://www5.famille.ne.jp/~ekimae/sub7-318.html
参考文献
- E・ボリセヴィチ著・『勝つための自転車レーステクニック』・P196