下りでは先頭に近い位置にいるのが理想的
レース中の下りでは、集団の最後尾にはつけないほうがよいといわれている。■この記事は、旧サイトからの移行分です(2012.10.17の記事です)■
下りでは先頭に近い位置にいるのが理想的
■下りで集団の後方にいるデメリット
後方にいると中切れなどの影響で先頭との差がどんどん広がってしまい、後で追いつく のに多大なパワーが必要になることがある。
例えば下り切ってからが平坦・向かい風で目の前で中切れが起こっていた場合などは、集団に復帰するのにかなり足を使わなければならなくなる。
また15番手辺りもクラッシュに巻き込まれるリスクが高いので避けた方が良い。
■下りでの望ましい位置取り
下りでは先頭に近い位置にいるのが理想的といえる。もし初めての道であれば、トップを走るのは避け2番手か3番手につけるのがベストだ。ただし先導車がすぐ前にいる場合は、先頭で下っても まず問題ないだろう。
2番手や3番手につけた場合は、先頭ライダーのラインをトレースする。しかし万が一先頭のライダーがライン取りを間違った時に対 処できるように、ある程度車間距離を空けた方が無難だろう。
参考文献
- Adviser: 今中大介・『今中大介のロードバイクテクニック』・P116・枻出版社
- E・ボリセヴィチ著・『勝つための自転車レーステクニック』・P127~128・並木書房