レースでよいパフォーマンスを発揮するためのコツ【レース前の準備編】

【レース対策情報・レース戦術】2012年9月14日 07:00

レースでよいパフォーマンスを発揮するために気を付けるべきポイントには様々なものがある。中には些細と思えることもあるが、そのような小さなことがが積み重なって最終的な結果に結びつくともいえる。今回は「レースでよいパフォーマンスを発揮するためのコツ【レース前の準備編】」を、TRAINING4CYCLISTS.comを参考に紹介する。

 

レースでよいパフォーマンスを発揮するためのコツ【レース前の準備編】

■適切な食事

レース前に適切な量と質の食事を摂ることはかなり重要といえる。食べすぎには注意する。レース時間が2~3時間未満であれば、カーボ・ローディングに神経質に取り組む必要はないだろう。

■水分補給を十分にしておく

レース前に水分補給を十分にしておくことも、かなり重要になる。のどが渇いてなくても、レースの24時間前から、少しずつ何回にも分けて水を飲むようにする(スポーツ・ドリンク、コーヒー、紅茶よりも水のほうが望ましい)。アルコールはなるべく避ける。

■テーパリング

長期間にわたるハード・トレーニングの集大成となる重要レースの前であれば、2~3週間かけてテーパリングをすることで、大幅なパフォーマンス改善が期待できる。またレース前日に5分程度の短時間高強度のインターバルを行うことで、疲労をためることなくレース強度で必要になる酵素を維持できる場合が多い。

■睡眠を十分にとる

トレーニング管理のなかでも睡眠はいちばん重要なもののひとつといえる。レース前日に熟睡できれば、やる気に満ちた状態で目覚めることができるだろう。しかし実際には、多くの選手がレース前夜は眠れずに苦労する。テレビやパソコンやスマートフォンなどを寝室には持ち込んだり、カフェインを摂取したりすることを避け、なるべく早く寝床に入るようする。できれば7時間は睡眠を取ったほうがよい。

■使用機材を決めておく

機材のせいでレース成績に悪影響が出るのは、絶対に避けたいところだろう。手元にいろいろ試してみたいパーツがあるかも知れないが、レース前日にはベストの機材の組み合わせを決めておこう。レース前にテストをせず「ぶっつけ本番」で、機材に大幅な変更を加えるのは避ける。

■レース会場に余裕をもって到着する

レースでは、受付やサインが必要になることが多い。出走資格を間違いなく確保するために、時間に余裕をもって会場に到着するようにする。時間ぎりぎりで予期せぬ渋滞にはまったりすると、無用な心理的なストレスがかかり、準備もバタバタすることで、レースのパフォーマンスに悪影響が及ぶかも知れない。

■心の準備をする

自分にはっぱをかけてモチベーションを上げ、レースに向けて集中力を高めていくことは重要であるものの、リラックスして楽しむ気持ちも忘れないようにしよう。

■持ち物の準備を済ませておく

レース当日にウェアを家に忘れたりしないように、レース・ウェアや使用機材・補給食の準備を済ませておく。レース中にどの補給食をポケットに入れるかを決めておいてもよいだろう。

■ウォーミング・アップ

受付を済ませたら、厳しいレースに備えて体を準備するために、そのレースに最適なウォーミング・アップを行う。

■コースを頭に入れておく

上り・横風区間・路面が荒れた道・スプリント ポイントなどといった、きつい区間を頭に入れておく。またレース前に無理のないペースで試走しコースに慣れておけば、レース本番で慌てずに済むだろう。

 

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