パワー・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.1 パワー・メーターの6つの方式
第2章パワー・メーター
たいていのサイクリストやトライアスロン選手は, 一度, パワー・メーターのことやそのメリットを耳にし, ライバルたちがレースや練習でパワー・メーターを使っているのを見たら, こう聞きます。「どれが自分にぴったりなのだろう」他には, 次のような質問をするでしょう。
「どのパワー・メーターの技術が最高なのだろう」
「値段はどうだろう。どのモデルが, いちばん費用対効果が高いのだろう」
「どのモデルも同じ機能がついていて, 操作が簡単なのだろうか」
「どのタイプが, もっともトラブルが少ないのだろうか」
「グラフの意味を理解するには, コンピューターや運動生理学の学位がいるのではないか」
そんな疑問にお答えするために, 現在市場に出回っているパワー・メーターの種類と, それぞれの長所・短所を手短に見ていきましょう。各機材の機能の比較表は, 本章の後半にある表2.1 をご参照下さい。
パワー・メーターの機材
パワー・メーターの機材は, 現在のところメーカーごとにかなり仕様が異なります。これは各メーカーが, 個別にかなり異なる技術アプローチを取っていることによるもので, 基本的には次の6つに分類できます。
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クランク組み込み方式
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ハブ組み込み方式
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チェーンステー装着方式
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ボトム・ブラケット組み込み方式
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反対サイドの力を利用する方式
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ペダル組み込み方式
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