じてトレ

SRM

■SRMの短所

■もっとも高価なパワー・メーター

SRM の短所の１つは値段です。現在も依然として, もっとも高価なパワー・メーターです。

■電池交換

もう１つの難点はパワー・メーターに内蔵された電池です。電池が切れた時には, SRM の工場で交換をしなくてはなりません。よって郵送してから戻ってくるまでの間, パワー・メーターを使えない空白期間が発生してしまいます。アメリカ国内ではコロラド・スプリングスにSRM のサービス・センターがあるので, 空白期間は我慢できないほど長くはありません。

■経年劣化

加えてSRM には経年劣化という問題があります。年数を重ねるとひずみゲージが過敏になり, 値がずれることがあります。その際には, データの正確さを保つために, 再調整する必要があります。この操作は, SRM のマニュアルに記載されているので, 自分で行うこともできますが, 初めてこの作業をする際は, 少し苦労するかも知れません。

■トルクのデータがダウンロードできない

またSRM は本来市販されている他のどのパワー・メーターよりも正確にトルクを計測できるはずなのですが, トルクのデータをダウンロードできません。もしこれがダウンロードできれば「さまざまな運動レベルがトルク負荷にどのように影響するか」を分析できるはずなので, この点はひじょうに残念です。

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