トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.15 トレーニング理念を変えるということ

【立ち読み版】2013年2月23日 00:15

トレーニング理念を変えるということ

■トレーニングの乱用を続けても優れた選手にはなれない

選手のなかにはトレーニングを抑えることを怖がる人もいます。オーバートレーニングすれすれの状態に慣れきっているために、それを当然だと思う選手は多いのです。

このようなトレーニング中毒の選手は薬物依存症の患者と変わりません。トレーニングの乱用を続けても優れた選手にはなれませんが、思い切って自分を変えることもできないのです。これが依存というものです。

■リスクと見返り

自分のトレーニング理念を変えるということは、新しいことや違うことを試すリスクを負うことですが、同時に大きな見返りも期待できます。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■