トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.31 教訓10:レース成功のための生活にする
教訓10:レース成功のための生活にする
■目標が高いほど、するべきことは多くなる
自分の能力に比べて目標が高いほど、生活のなかで目標達成に向けてするべきことは多くなります。
スプリントでの完走だけが目標ならば、さまざまなこと(睡眠、ストレスコントロール、練習パートナー、友人関係、ストレッチ、機材の手入れ、練習の分析、筋トレ)が多少おざなりになっても、うまく行きます。しかし、国内選手権に勝つ、あるいはアイアンマンハワイの出場権を得ることが目標ならば、生活のすべてがレースの成功という方向に向いていなければなりません。
私に指導を請う選手は全員大きな目標を持っているので、レース成功に向けたライフスタイルになるよう、多くの時間を割いて指導しています。13章から16章までは、このようなことについて説明します。
※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■