トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.39 3週ごとか4週ごとに回復期間を設ける

【立ち読み版】2013年2月23日 00:39

3週ごとか4週ごとに回復期間を設ける

■移行期の設定方法

7章では、移行期をレース期の後に組み入れました。この移行期中は練習量を少なくし、運動強度も低くしますが、その目的は、心身ともに回復させてから次のきついトレーニング期に入ることにあります。一般的に、シーズン中に優先度 A のレースが 2回あるときは、移行期も2 回設けます。1回目は3~5日間程度ですが、シーズン終了時に設ける2回目の移行期は、直前のシーズン、特にその終盤の厳しさによって、4 週間あるいはそれ以上の期間をとります。

■3週ごとか4週ごとに回復期間を設ける

月単位のトレーニング計画では、3週ごとか4週ごとに回復期間を設けます。練習の負荷を下げるこの期間は、通常3~7日間ですが、前のきつい週の練習内容、体力の向上レベル、その他の要素によって日数は変わります。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■