トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.111 コーナリングでのほかの注意点

【立ち読み版】2013年2月23日 01:51

コーナリングでのほかの注意点

地面が濡れているときには、タイヤの空気圧を 25%下げましょう。これにより、スピードへの影響を最低限に抑えつつ、カーブでのトラクション(グリップ)をよくして落車を防ぐことができます。

コーナリングでは使用するタイヤの種類も重要です。クリンチャーは平らに近いのに対し、チューブラーはタイヤの側面が円いので、カーブではチューブラーの方が優れています。

路面が濡れている時のコーナリングでは、路面のペイント部分には特に注意しましょう。ペイント部分が濡れていると、氷の上を走るのと同じくらいに滑りやすくなります。

路面が濡れているときは、急な下りのカーブでも特に注意しましょう。カーブに入る前に、必ずブレーキをかけて減速します。コーナリングの最中はブレーキングしないようにしましょう。

 

※この記事は、『トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)』篠原美穂訳・OVERLANDER株式会社(原題:『THE TRIATHLETE'S TRAINING BIBLE 3RD EDITION』ジョー・フリール著・velopress)の立ち読み版のランダム掲載分です。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』の著者であるジョー・フリール氏による、トライアスロン教本の世界的ベストセラーの日本語版です。■