ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.17 燃料としての糖質(1) グリコーゲン

【立ち読み版】2013年3月19日 06:30

燃料としての糖質(1) グリコーゲン

■強力なエネルギー源としてのグリコーゲン

糖質は、蓄えられる量に限りがあるとはいえ、強力なエネルギー源で、筋肉収縮のエネルギーに素早く変換できます。糖質は、筋肉や肝臓だけでなく、血液にも蓄えることができます。

筋肉や肝臓に蓄えられるとき、糖質はグリコーゲンという少し違った形になります。

■トレーニングでグリコーゲンの貯蔵量や節約能力を高めることができる

筋肉内のグリコーゲンは素早くエネルギーに変換できますが、その容量には限りがあるため、すぐに枯渇してしまいます。ただしトレーニングによって、筋肉内により多くの糖質を貯蔵できるようになり、また糖質を節約する能力を高めることができます。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■