ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.23 燃料としての糖質(7) 運動に必要な糖質エネルギーに影響する要因

【立ち読み版】2013年3月27日 06:30

燃料としての糖質(7) 運動に必要な糖質エネルギーに影響する要因

■体の訓練状況

一定の運動を行うために必要な糖質エネルギーは、いくつかの要因によって変わります。運動の激しさや時間に加え、「糖質を蓄えやすくするためにどの程度、体が訓練されているか」も影響します。

運動の強度が高いと、エネルギーとして糖質が使われる率も高まります。つまり、毎回、ハードな練習をしているサイクリストは、体に「脂肪よりも糖質を使いなさい」と覚え込ませていることになるのです。

 

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■