ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.34 栄養源としての脂質(1) すべての脂質が体に悪いわけではない
栄養源としての脂質(1) すべての脂質が体に悪いわけではない
■適量の〝良い〟脂質が必要
すべての脂質が体にとって悪いわけではありません。健康のために避けるべき脂質はありますが、身体は適量の〝よい〟脂質を毎日、必要としています。
■よい脂質の役割
よい脂質は、細胞の修復と健全な体内組織の維持に大きな役割を果たしており、免疫系と神経系をしっかりと機能させるために不可欠です。
この点については、3章で詳しく説明します。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■