ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.36 栄養源/燃料としてのタンパク質(1) 回復ドリンクとタンパク質
栄養源/燃料としてのタンパク質(1) 回復ドリンクとタンパク質
■タンパク質の役割
タンパク質は、筋肉を含む体内組織と血球の日常的な再生に不可欠であり、免疫系をサポートする役割も担っています。また体の回復には、タンパク質が必要です。
■回復ドリンクとタンパク質
栄養士は、筋肉への糖質の取り込み促進するために、レース後や練習後の食事にタンパク質を含めることを勧めています。
回復ドリンクはタンパク質摂取を手軽に行うのに適しており、糖質とタンパク質の割合を4:1とするとよいでしょう。
6グラム程度のBCAA(分枝鎖アミノ酸:ロイシン、イソルミノール、バリン)とグルタミンを含む、ホエーもしくは卵プロテイン・パウダーを探しましょう。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■