ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.38 「何を食べるか」(1) 健康全体へも影響する
「何を食べるか」(1) 健康全体へも影響する
■健康全体へも影響する
何を食べるかは、サイクリングだけではなく、健康全体に影響します。
体のエンジンの燃料の使い方や、エネルギー源としての糖質と脂質の違いに意識的になりましょう。
総カロリーと、栄養素別の摂取量にも注意を向けましょう。
毎日、トレーニング後には、回復食を摂り、体内組織の修復、免疫系のサポート、体内への糖質の補充につとめます。
微量栄養素(ビタミンとミネラル)が豊富な食べ物を摂りましょう。できる限り、人工的に微量栄養素が加えられた食品ではなく、果物や野菜などの自然な食べ物を選ぶようにします。
赤身の肉は、身体が必要としている良質のタンパク質を摂るために最適です。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■