ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.39 「何を食べるか」(2) 食事のピリオダイゼーション

【立ち読み版】2013年4月18日 03:39

「何を食べるか」(2) 食事のピリオダイゼーション

主要栄養素(糖質、脂質、タンパク質)をバランス良く摂り、適切な割合の範囲内に収めるようにしましょう。

■タンパク質:25パーセント

タンパク質は総カロリーの25パーセントにすべきです。

■糖質と脂質:ベースでは脂質を、レースに向けては糖質を増やす

糖質は、ベーストレーニングの時期には45~50パーセントとし、脂質は良質のものを30パーセントまでとします。

ベーストレーニングの時期が終わると、レースに向けたトレーニングが始まります。このときには、糖質を総カロリーの60パーセントに上げ、トレーニングで要求される糖質の量に応えられるようにします。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■