ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.40 エネルギー供給 体のシステムの連携

【立ち読み版】2013年4月19日 06:32

エネルギー供給 体のシステムの連携

■生理的なプロセスと神経のプロセスの連動

自転車を前に進めるには、ペダルを漕がなければなりません。強く、長くペダルを回し続けられるようになれば、きっとハッピーな気持ちになれるでしょう。

ペダルを漕ぐこと、そしてその動作を持続させることは、生理的なプロセスと、神経のプロセスが連動することで実現します。

■心臓血管系と筋肉系の連携

これらのプロセスでは、心臓血管系(心臓、肺、循環系)と筋肉系が連携して酸素を体内に送り込み、エネルギー源を筋肉活動のためのエネルギーに変換します。ベーストレーニングでは、こういった生理的な能力を高め、より速く、長く自転車に乗れるようになることを目指します。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■