ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.60 筋線維:タイプI(遅筋)とタイプII(速筋)
筋線維:タイプI(遅筋)とタイプII(速筋)
トレーニングの対象となる筋繊維は、タイプI(遅筋)とタイプII(速筋)の2つに大別できます。
タイプIの筋繊維は、長時間の持久系の運動への対処に向いています。タイプIIの筋繊維は、短時間の爆発的で高出力のパワーを生み出すことに向いています。
一般的に、一流の持久系アスリートはタイプIの筋繊維の割合が高く、一流のスプリンターはタイプIIの筋繊維の割合が高くなります。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■