ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.65 筋肉のサイズ:筋肥大と筋委縮
筋肉のサイズ:筋肥大と筋委縮
■筋肉のサイズの変化
トレーニングをすること(あるいはしないこと)によって、筋肉のサイズは変化します。ただし、筋繊維の数が増減するのではなく、変わるのはそのサイズです。
■筋肥大と筋委縮
トレーニングによって筋繊維のサイズが大きくなることを、筋肥大と呼びます。
また、この変化は、トレーニングしない筋繊維についても当てはまります。筋繊維のサイズが小さくなることを、筋萎縮と呼びます。
■筋委縮は鍛えることで抑えられる
年を取るにつれ、筋繊維は自然と衰えていきます。また、同時に体脂肪も自然に増えていきます。そう、自然は残酷です。
しかし、規則的に筋肉を鍛えることによって、この自然の摂理にあらがうことはできるのです。この点については、筋力と持久力のトレーニングに関する章で詳しく見ていきます。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■