ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.78 強度は慎重に上げる

【立ち読み版】2013年6月12日 06:30

強度は慎重に上げる

■無酸素系での運動が多すぎると…

逆に、無酸素系が求められる強度での運動が多すぎると、体は無酸素系を選ぶようになります。速くなるためには、ゆっくり走らなければなりません。

■強度は慎重に上げる

ベーストレーニングでは、強度を上げる際には慎重になることが大切です。

ベーストレーニングは、怪我やバイクフィットの問題に対処することから開始します。最初は身体が楽に感じる程度でトレーニングを始め、徐々に体力を高めていくようにします。

他に、トレーニングの開始時に考慮すべきものに、体重と健康状態があります。次の章では、これらについて見ていきましょう。

 

※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■