ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.89 体重は減っているものの体脂肪率が増えている場合
体重は減っているものの体脂肪率が増えている場合
■筋肉量の減少が考えられる
体重は減っているが、体脂肪率が同じか増えていたら、筋肉量が減っていることが考えられます。筋肉量を減らそうとしていない限り、これはよいことではありません。
これは通常、栄養が不足しているために、組織が日々のニーズを満たすエネルギーを得ようとして、筋肉組織を栄養源(分解)にしていることを意味します。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■