ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト【立ち読み版】vol.114 3大栄養素の役割と総摂取カロリーに占める比率
3代栄養素の役割と総摂取カロリーに占める比率
体は毎日、基本的な機能と、日常的な活動を支えるための、十分なカロリーを必要としています。
■糖質(炭水化物)
糖質は、筋肉を動かし、脳を働かせるためのエネルギーに必要な燃料を供給します。糖質は、1日のカロリー摂取の45~60パーセントを占めるようにすべきです。集中力の低下、気分の変動、低いエネルギーはすべて、糖質不足が原因で生じることがあります。
■タンパク質
タンパク質が組織を修復し、免疫系を支えるために使われ、1日のカロリー摂取の25パーセントを占めるようにします。
■脂質
脂質は免疫系を支えるために使われ、1日のカロリー摂取の15~30パーセントを占めるようにします。
※この記事は、『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』児島修訳・OVERLANDER株式会社(原題:『BASE BUILDING for CYCLISTS』トーマス・チャップル著・velopress)の立ち読み版です。『ベース・ビルディング・フォー・サイクリスト』は、『サイクリスト・トレーニング・バイブル(CTB)』を下敷きにした、1年のなかでも最も重要でありながら、最も理解されにくい時期でもある「基礎期(ベーストレーニング期)」に、どのようにトレーニングすべきかを詳しく掘り下げた好著です。■