バイク重量は、上りでどの程度影響があるのか?を実験 ~軽量バイク VS 重量級バイク & 感覚 VS パワー・メーター~
「バイク重量は、上りでどの程度影響があるのか?」についての実験結果紹介の動画です。当然、軽量バイクの方がタイムはよかったものの、「感覚を頼りにペーシングした時の方が、パワー・メーターを使用した場合よりも、タイム差が大きくなった」という興味深い結果が示されています(GCNのスタッフ2名のみの実験結果なので、厳密に科学的な実験結果とはいえない点等は注意が必要です)。
■実験の概要
- マットさんとシモンさんの2名がセストリエーレ峠の距離8km、勾配7%の上りのコースを、軽量バイクと重量級バイク(重り等を装着)で各1本ずつ(各自合計2本・総計4本)走行しタイムを計測
- マットさんは重量級バイク→軽量バイクの順で、メーター類は使用せず、感覚頼りのペーシングで走行
- シモンさんは軽量バイク→重量級バイクの順で、パワー・メーターを使用して一定のパワーで走行(いずれの走行も平均320W)
■使用バイク重量
軽量バイク | 重量級バイク | 重量差 | |
マットさん | 7.595 | 9.505kg | 1.91kg |
シモンさん | 7.875 | 9.80kg | 1.925kg |
■実験結果
被験者 | 1本目 | 2本目 | タイム差 | ペーシング方法 |
マットさん | 26分22秒(重) | 24分48秒(軽) | 1分34秒 | 感覚を頼りにペーシング |
シモンさん | 21分55秒(軽) | 22分30秒(重) | 35秒 | 一定パワーで走行 |
参照URL
- YouTube・『Light Bike Vs. Heavy Bike ? What's The Difference On A Climb? GCN Does Science』
https://youtu.be/le_LSWfGJUo