トライアスリート・トレーニング・バイブル

トライアスリート・トレーニング・バイブル(TTB)
ジョー・フリール(著) 篠原 美穂(訳)|形式: 書籍
価格:¥ 3,500(税別)

Amazonで販売中。
SHOPでは千駄ヶ谷のATHRONIA(アスロニア)、書店では、ジュンク堂書店 池袋本店と、神保町の書泉グランデで販売しております(立ち読み用の見本もあります)。

 

商品の説明

■トライアスリート向けトレーニング教本の世界的ベスト・セラー

著者のジョー・フリールは、1980年から持久系のアスリートを指導してきたアメリカを代表するプロのコーチ。その門下生はアマチュアからオリンピック選手権までと幅広く、世界中のアスリートが彼の指導を受けてきました。

その彼が、セルフコーチング(自分で自分のコーチをすること)を行うトライアスリートが抱く疑問への回答を示し、レースでよい結果を出すための手助けをするために執筆したのが、この『トライアスリート・トレーニング・バイブル』です。

1997年に初版が出て以来、「もっとも信頼できるトライアスリート向けのトレーニング・ガイド」との評価を受けて版を重ね、累計販売部数20万部を超える世界的ベスト・セラーです。日本語版はその最新第3版で、著者の30年におよび豊富なコーチとしての体験と、最新かつ信頼のおける科学的根拠にもとづく情報がふんだんに盛り込まれています。

ピリオダイゼーション(期分け)にもとづく、あなただけに効果のある体系的なトレーニング計画の作成方法、食事や筋力トレーニングの計画への組み込み方など、『トライアスリート・トレーニング・バイブル』ほど包括的なアプローチを教えてくれる書籍は、他にないともいわれています(以下の書評を参照)。

一流選手のように体系的なトレーニングを行い、トライアスリートとしての実力を着実に伸ばし、高く掲げた目標の達成を目指すのであれば、『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は必読の書といえます。この一冊との出会いは、レース・パフォーマンスを劇的に改善する、最高のきっかけになることでしょう。

 

登録情報

  • ページ数・サイズ:596ページ(A5版)
  • 出版社:OVERLANDER株式会社
  • ISBN-13:9784-905315-03-2
  • 発売日:2014/01/31

 

目次

PART1 セルフコーチングのアスリート

1 章 スマートトレーニング
  • 体系的なトレーニング
  • トレーニングの理念
  • 一貫性のあるトレーニング
  • トレーニングの教訓
2 章 競技に対する姿勢
  • ミッション
  • コミットメント
  • メンタルタフネス

PART2 理論から実践へ

3 章 トレーニングの科学
  • トレーニング刺激
  • トレーニングの原則
  • ピーキング
  • ピリオダイゼーション(期分け)
4 章 強度
  • 疲労の原因と戦う
  • 強度を理解する
  • 強度を測定する
  • 強度ゾーン別のトレーニング時間
  • 体力を測定する

PART3 目的のあるトレーニング

5 章 体力の評価
  • 体力の個人プロフィール
  • 健康診断
  • 実験室でのテスト
  • パフォーマンス評価
  • テスト結果の見方
  • 自己評価
6 章 体力の構築
  • リミッター
  • 基礎能力を鍛える
  • 専門能力のトレーニング
  • リミッターとレース
  • 最終的な評価

PART4 プランニング

7 章 年間計画
  • 年間トレーニング計画
  • トレーニング計画の変更
8 章 週間計画
  • シーズン計画を完成させる
  • 各週のルーチン・トレーニング
  • リスク分析
  • 練習のタイミング
  • 練習は1回、それとも2回?
  • 複合トレーニング
9 章 レース計画
  • スプリント・ディスタンス
  • オリンピック・ディスタンス・デュアスロン
  • オリンピック・ディスタンス・トライアスロン
  • ハーフアイアンマンディスタンス
  • アイアンマンディスタンス
  • ケーススタディのまとめ

PART5 レースと回復

1 0 章 レース
  • レース計画
  • レース週
  • レース当日
1 1 章 回復
  • 回復の秘訣
  • 回復に関わる問題
  • 回復の時間と方法

PART6 競技力の向上

1 2 章 テクニック
  • エコノミー
  • スイムの技術
  • バイクのテクニック
  • ランのテクニック
1 3 章 筋肉
  • 補助的機能トレーニング
  • 筋力
  • 筋力トレーニングの段階とピリオダイゼーション
  • その他のガイドライン
  • 筋力トレーニングのエクササイズ
  • 複合トレーニング
  • ストレッチ
  • ストレッチエクササイズ
1 4 章 特有のニーズ
  • 女子選手
  • マスターズ
  • ジュニア選手
  • 初心者
  • エリート選手
1 5 章 トレーニング日誌
  • 何を日誌に記録するか
  • 日誌を基にトレーニング計画を立てる
  • 日誌を使って分析をする
1 6 章 エネルギー源
  • エネルギー源としての食物
  • 食事とパフォーマンス
  • 体重管理
  • 食事のピリオダイゼーション
  • アイアンマンのための食事
  • 抗酸化サプリメント
  • エルゴジェニック・エイド
 

ウェスリー・ホブソンによる内容の紹介(本文『前書き』より)

私は、かれこれ人生の半分以上をトライアスロンのレースに捧げてきました。これほど長い間競技生活を送っているわけですから、「きっとたくさんのことを身につけ、常にピークにいる秘訣を知り尽くしているはず」と人は思うでしょう。しかし、トライアスロンへの挑戦と苦難は今日も続いています。

ジョー・フリール氏の『トライアスリート・トレーニング・バイブル』には、初心者、将来有望なジュニア選手、エイジのトップ選手、エリート選手といった、あらゆるトライアスリートに必要な情報がすべて網羅されています。スイム、バイク、ランのどれか1種目に専念する場合と違い、この3つを組み合わせると、ほぼすべての筋肉を強くすることができます。自分が「強い、健康だ」と実感することは、人生のあらゆることにおいて、プラスになるはずです。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、私が今まで読んできたなかでは、最も包括的な本です。目の前にある問題が何であれ、それに関する詳しい情報が必ず見つかるように構成されています。レース前の1週間、何をすべきなのか?と思えば10章を、最適な食品は何だろうか?と迷ったときは、16章を開いてみてください。また、特定のディスタンスについてアドバイスが欲しいときは、9章を見れば答えが見つかるでしょう。私がいつも頼りにしているのは、4章です。そこにはトレーニング強度と疲労への対処法が記されています。この本に書かれていないことはありません。彼は25年以上、選手として、そして指導者として経験を積んできました。そして体力に関する重要な情報は、くまなく分析してきました。そのすべてが、この1冊の本にぎっしりと詰まっているのです。

スイム、バイク、ランにおいて人より抜きん出ることができる人は、ほんの一握りです。スプリントディスタンスが1時間、あるいはアイアンマンが12時間以内という人は、そうそういません。この3種目のトレーニングには、10kmランニングレースに向けたトレーニングよりも、時間がかかります。我々トライアスリートは、仕事、家庭、その他日常の雑事をやりくりしなければならないため、時間を上手に使わなければなりません。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』はあなたのコーチです。この本を読めば、最高のレースに向けて、限られたトレーニングの時間を最大限に活かすことができます。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、パフォーマンス向上に邁進する読者を、正しい方向に導いてくれるでしょう。ぜひトライアスロンに「トライ」し続けてください。

ウェスリー・ホブソン:1997年~ 1998年トライアスロン米国代表、1992年トライアスリート・オブ・ザ・イヤー (米国オリンピックセンターによる選出)、1997年全米スプリントディスタンス選手権優勝、1992年~1993年、世界選手権銅メダル。

 

著者紹介

ジョー・フリール

ジョー・フリールは、Training Bible Coachingの創設者かつ代表者であり、本書で紹介しているコーチング哲学・メソッドを学び応用している、世界中の持久系競技の指導者とともに活動しています。Training Bible Coachingには、トライアスロンを趣味とする人からエリートトライアスリート、サイクリスト、マウンテンバイク愛好者、ランナー、スイマーまでと、幅広い層とさまざまな競技のアスリートが登録しています。

フリールのコーチ歴は長く、1980年から持久系アスリートの指導にあたってきました。彼が指導した選手は、初心者、トップアマチュア、プロ選手とさまざまです。なかにはアイアンマンレースの優勝者、米国内外のチャンピオン、世界選手権代表、そしてオリンピック代表もいます。

彼の著書は本書以外に、『サイクリスト・トレーニング・バイブル』(OVERLANDER株式会社)、『Cycling Past 50』、『Precision Heart Rate Training』(共著)、『The Mountain Biker’s Training Bible』『Going Long: Training for Ironman-Distance Triathlons』(共著)、『The Paleo Diet for Athletes』(共著)、『Total Heart Rate Training』『Your First Triathlon』があります。また、VeloPress社のビデオ『Ultrafit Multisport Training』シリーズの編集者でもあります。フリールは運動科学の修士号を取得しており、上級コーチの有資格者でもあります。米国トライアスロン指導者委員会においては、その設立に携わり、会長を2期にわたって務めました。

フリールは、雑誌『Inside Triathlon』、『Velo News』のコラムを執筆するかたわら、米国以外の雑誌やウェブサイトにも特集記事を寄稿しています。持久系競技のトレーニングに関することがらについて、実に幅広いメディアから意見を求められており、『ニューヨーク・タイムズ』『アウトサイド』『ロサンゼルス・タイムズ』のほか、『Vogue』誌にまで紹介されています。

フリールは、持久系アスリートのトレーニングやレースについて、世界中でセミナーやキャンプを行い、フィットネス産業や政府機関のアドバイザーとしても活躍しています。

エイジグルーパーとしてのフリールは、コロラド州マスターズ選手権優勝、ロッキーマウンンテン地区、サウスウェスト地区のデュアスロンエイジ別優勝、全米代表チーム入り、世界選手権出場と、輝かしいキャリアを誇ります。サイクリストとして米国の自転車レースシリーズにも参加しています。フリールへのご質問やご意見は、ウェブサイト www.trainingbible.comで受けつけています。

 

訳者紹介

篠原 美穂

慶應義塾大学文学部 (英米文学専攻 )卒業、翻訳士。ほかの訳書に『アドバンスト・マラソントレーニング』、『ダニエルズのランニング・フォーミュラ』(ともにベースボール・マガジン社)がある。

 

書評

「ジョー・フリールが、持久系スポーツを誰よりも深く理解しているということは、彼が25年間、精力的にマルチスポーツの指導者として活動をしてきたという事実を見れば明らかです。世界選手権の優勝を重ねたアスリートとして私は、彼こそ今日のトライアスロン指導の中心人物であると考えています。今までに多くの持久系スポーツ選手がその潜在的な運動能力を100%発揮できたのも、ジョーの運動生理学に対するプロフェッショナルなアプローチと実用的な知識があったおかげです。」

サイモン・レッシング(Simon Lessing)/トライアスロン世界選手権で過去5回優勝


「『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は優れた手引書です。本書のアドバイスに従えば、間違いはありません。」

スコット・「ザ・ターミネーター」・モリナ(Scott "The Terminator" Molina)/プロ・トライアスリート

 

「トライアスリートとして、特異な部類に入る私は、どんな指導者にとっても厄介な存在でした。そんな私が自分で自分をコーチするには、信頼の置ける心強いツールが必要だったのです。あらゆる情報を頼りにしてたどり着いたのが、この『トライアスリート・トレーニング・バイブル』です。どんな問題でも、この本を読めば解決方法を見つけることができます。この本の1ページ1ページが、私のトレーニング、レース、回復に対する理解を深めてくれるのです。」

ペートル・ヴァブロウセック(Petr Vabrousek)/プロ・トライアスリート

 

「トライアスロンの指導者、オリンピック選手、そして元世界ランキング・トップのトライアスリートである私は、この『トライアスリート・トレーニング・バイブル』を座右の書としてきました。ジョー・フリールが書いた数々のトレーニング本は、一般の人にとっては「クレージー」であったトライアスロンを、身近なものにしましたが、ベテラン選手にとっては、自分の持てる力を存分に発揮するためのガイドでもあるのです。」

バーブ・リンドクイスト(Barb Lindquist)/プロ・トライアスリート、2004年アテネ・オリンピック出場

 

「『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は、上を目指すトライアスリート必携のツールでしょう。」

クラース・ビョルリング(Clas Bjorling)/プロ・トライアスリート

 

「『トライアスリート・トレーニング・バイブル』は選手にとっても、指導者にとっても必読の書です。マルチスポーツの理論と実践を詳細に、しかも実用的な形式で紹介したこの本は、トレーニングの真髄をとらえていると言ってよいでしょう。私の書棚に積まれた本のなかで、最も大切な1冊です。」

リビー・バレル (Libby Burrel)/トライアスロン米国代表チーム・プログラムディレクター

 

「ジョー・フリールはその人生の大半を運動競技の研究と指導に捧げてきました。そして、競技の成功を握る重要な要素に焦点を絞り、無駄な情報は省くということに彼は腐心してきました。この本はトライアスリートとして一段階上のステップに進むための、大きな原動力になるでしょう。」

ジャスティン・デール(Justin Daerr)/プロ・トライアスリート

 

「初心者であれ経験豊富なプロ選手であれ、トライアスリートにとってジョー・フリールは、トレーニングの第一人者です。」

ライアン・ボルトン(Ryan Bolton)/アイアンマン優勝、シドニー・オリンピック米国代表

 

「ジョー・フリールのトライアスロンに関する該博な知識には驚かされるばかりです。そしてその知識を初心者からエリート・プロ選手まで、すべてのトライアスリートに素晴らしい方法で紹介してくれます。」

シリ・リンドレー(Siri Lindley)/世界トライアスロン選手権優勝者

 

「ジョー・フリールはトライアスロン指導の泰斗です。彼の『トライアスリート・トレーニング・バイブル』最新版は、レベルアップを望むすべてのトライアスリートの力となるでしょう。」

ゲール・ベルンハルト(Gale Bernhardt) /
2004年アテネ・オリンピック米国チームコーチ、『Championship Triathlon Training』共著者

 

「ジョー・フリールは、休むことなく指導者としての研鑽を積んでいます。『トライアスリート・トレーニング・バイブル』では、彼が実際に指導している選手や、フリールだからこそ聞きだすことができた指導者たちの話が紹介されているほか、トライアスロンやその他の持久系スポーツに関する研究の数々を要約して紹介してくれています。」

ウェス・ホブソン(Wes Hobson)/元トライアスロン米国代表 米国スプリントディスタンス選手権優勝者

 

「ジョーの、前向きで読者の立場に立った文章を読んでいると、トライアスロンの理論と実践についてより深く理解することができます。」

スティーブン・ジョナス(Steven Jonas)/
『Triathloning for Ordinary Mortals』著者、『Championship Triathlon Training』共著者

 

「"バイブル"と銘打った本の著者は、本書の高いレベルと比較されるリスクを背負ったことになります。本書はまさに神々の啓示を受けた本でしょう。コーチにつく時間的・経済的余裕がない人は、やっと求めていたものが見つかったと思うはずです。ジョーを讃える彼らのハレルヤ・コーラスが聞こえてくるようです。」

『IMPACT』誌

 

「『トライアスリート・トレーニング・バイブル』第3版では、フリールは30年近い指導者経験を基に、トレーニング科学を一般読者にもわかる言葉で解き明かしてくれます。あなたが自分自身のコーチになるためのよいツールになるでしょう。」

AmateurEndurance.com

 

米国amazon、原書のカスタマー・レビューの日本語訳(2014年4月26日時点)

■レビュー件数:127

  • ★5つ:87
  • ★4つ:23
  • ★3つ:9
  • ★2つ:3
  • ★1つ:5

(2014年4月26日時点)

 

■評価が高い有用性のあるレビュー(→リンク

48人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。

★★★★★ ベスト。以上。

個人的な見解としては、本書の目的は「トライアスロンの競技者向けに、科学的に自分自身でトレーニングを組む方法を伝えること」だろう。実際はどうだろうか?見事になされているといえる。本書は、6つのパートにすっきり区分けされている。

Part1「セルフコーチングのアスリート」は、体系的なトレーニングを行うための「基本理念」についてだ。肉体的な鍛錬と同様に重要になる「競技に取り組む姿勢」や「コミットメント」といった話題を扱っている。

Part2: 「理論から実践へ」は、トレーニングの科学的な側面についての基本的な話から始まり、漸進性、強度、ピリオダイゼーションのようなトレーニングの原則などについて科学的につっこんだ内容が解説されている。

Part3:「目的のあるトレーニング」は、目的を持ってトレーニングをするためにPart1と2をひとまとめにした内容が記述されている。このパートは、読者にとってトレーニングに実際に必要なことや、それらへのベストの取り組み方を明らかにするのに役立つだろう。

Part4: タイトルこそシンプルに「プランニング」だが、このパートこそ真の意味でこの本の核心部分だ。このパートは、自分のシーズンや毎週のトレーニングをデザインするのに役立つだろう。

Part5:「レースと回復」では、レースへの準備方法やレース後の回復について事細かに説明されている。言葉を変えていえば、レース前と実際のレース後にすべきことについての情報が書かれている。これは、次のレースに向けてトレーニングを再開する前に適切に回復させる努力を怠りがちな多数のアスリートとって、最も重要な情報といえる。

Part6:「競技力の向上」は、パフォーマンスをピークにまで持って行けるようにするための、トレーニングについてのその他追加的要素についてだ。このパートは、スイムのコツ、ウエイトトレーニングのメニュー、食事のコツ、トレーニング日誌をつけ続けること等、といったことをカバーしている。いわば「最後の仕上げのセクション」と捉えている。

本当にタイトル通りの本で、初心者からベテランまで「役立つ情報を得られない」と本書を手放す読者が多数いるとは思えない。肩の故障でトレーニングに支障をきたしているアスリートであれば、『Treat Your Own Rotator Cuff』も役に立つと思う。よいトレーニングを!

投稿日:2011年10月25日 投稿者:Mark


■評価が高くない有用性のあるレビュー(→リンク

23人中、21人の人が「このレビューが参考になった」と投票しています。

★★★ 初心者にはちょっとばかり重すぎるものの、参考書として役に立つ

初めてのトライアスロンを完走して、「トライアスリートにとってすばらしい本だ」と聞いたので本書を買った。すごい文章量で(ほとんど電話帳だ)、内容も同様に重量級だ。あちこちに手っ取り早く使える情報を見つけることができた(しかし大量の練習計画に埋もれてしまい、再度見つけるのに苦労した)。著者は間違いなく博識だ。でも、こういった内容はもっとコーチとか、たくさんルールを設定したり体系立ててやるのが好きな人向けではないかと思う。例えば、全体的なトレーニング・プランは、「準備、ベース1・2・3、強化1・2、調整、レース、移行」といった期に区分けされており、それぞれについて「持久力、筋力、スピード・スキル、筋持久力、無酸素持久力、パワー、テスト」が様々な割合でミックスされている。本当にそんなに複雑にする必要があるの?僕は、もう少し何かリラックスしてやることにこだわりたい。

追記- オーケー、トライアスロンを始めてから数年が経ったけど、いまだにバイブル(本書)をかなり読み返している。ので、★をひとつ増やそうと思う。

ただし初心者には、フリール(本書の著者)の『Your First Triathlon』の方が今でもよいと思っている。両極端の逆サイドでは、アイロンマンの計画を練るのであれば、同じくフリールの『Going Long』が、手ごろでテーマが絞られているので優れていると思う。

投稿日:2010年2月8日 投稿者:Mr. Sean P. Mullins

 

立ち読み版

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■タイトル

じてトレ

■トライアスリート・トレーニング・バイブル【立ち読み版】vol.1 書評

 

見開きイメージ

豊富な図表、わかりやすい語り口、実践的な内容が特徴です。A5版で596ページあり、読み応え十分です。付録には、実践的な練習メニュー集、年間トレーニング計画や練習日誌のブランク・フォームなど、日常的に活用できる書式などが掲載されています。

 

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ジョー・フリール(著) 篠原 美穂(訳)|形式: 書籍
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お詫びと訂正

トライアスリート・トレーニング・バイブル』の95頁「表4-2 ランの強度別概算値」に誤りがございました。以下が正しい記載となります。訂正いたしますとともに深くお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

  • 誤:強度ゾーン(1KMごとのペース:分)
  • 正:強度ゾーン(1マイルごとのペース:分)

原因は、米国の版元より受け取り翻訳に使用したPDFに誤植があったものの、チェックが洩れたことによるものです。今後は、かかることなきよう、チェック体制を厳しくして参る所存です。

 

■1KMごとのペースに換算した表

また同ページの表を1KMごとのペースに換算した表(PDF形式、ご自由にダウンロードください)を下記に掲載いたしましたので、併せてご参考下さい。

https://www.jitetore.jp/pdf/TTB_P95_revised.pdf

 

ご迷惑をおかけしましたこと、改めて深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

OVERLANDER株式会社 『トライアスリート・トレーニング・バイブル』編集部

 

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